韓国の入国手続き:日本人がやることは3つだけ(K-ETA・電子入国カード・税関)
日本人が観光で韓国に入国する時の手続きを、2026年9月16日に公式サイトで確認してまとめました。K-ETAは2026年12月末まで免除、電子入国カード(e-Arrival Card)は到着3日前からスマホで無料、税関は申告がなければ書類なし。空港での順番、自動化ゲート、帰国時のVisit Japan Webまで。
「韓国って、入国のときに何か申請が要るんだっけ?」——ここ数年で決まりが何度も変わったので、古い記事を読むと混乱します。2026年9月16日時点の答えは、日本人の観光なら「パスポート」「電子入国カード」「税関は申告があれば」の3つだけです。K-ETA(電子渡航認証)は、2026年12月末まで日本人は免除されています。この記事は公式サイトで確認した内容だけを書き、2026年12月に見直します。
結論:やることは3つ。K-ETA は不要
1. パスポート:観光なら90日までビザなし。「残り◯か月以上」という決まりは公式には示されていませんが、帰国日まで有効なこと。念のため3か月以上あると安心。
2. 電子入国カード(e-Arrival Card):到着の3日前から、スマホで入力(無料・日本語あり)。これを出せば、紙の入国カードは書かなくてOK。
3. 税関:申告するものがなければ書類なし。「申告なし」の通路を通るだけ。
不要なもの:K-ETA(2026年12月31日まで免除)、検疫の健康申告(日本からの直行なら不要)、ビザ。
電子入国カードには「泊まる場所の住所と電話番号」を入れる欄があります。宿の予約が済んでいないと入力できないので、まだの人は先に宿を押さえてください。
全体の流れ:家で2つ、空港で4つ

- 出発前(いつでも):パスポートの期限を確認。K-ETA は不要なので、申請サイトを探さなくて大丈夫。
- 到着3日前〜:電子入国カードをスマホで入力。5分で終わります。出した後、72時間で自動的に無効になるので早すぎはNG。
- 飛行機の中:電子で出した人は何も書かなくてOK(紙のカードは配られないことが多い)。税関の申告がなければ、何も書きません。
- 到着後:検疫(通るだけ)→ 入国審査(指紋と顔写真)→ 荷物 → 税関「申告なし」の通路。合計30分〜1時間。
- 市内へ:eSIM をオンにして、AREX かリムジンバスで市内へ。
K-ETA:日本人は 2026年12月31日まで免除
K-ETA(ケーイーティーエー)は、ビザなしで韓国に行く人が事前にネットで申請する「電子渡航認証」です。2021年に始まりましたが、日本を含む22の国・地域は2023年4月から一時的に免除されていて、免除は延長を重ねて、公式サイトの告知では 2026年12月31日までとなっています(法務部の告知・外務省の海外安全ホームページで確認)。
つまり、いま韓国に行く日本人は、K-ETA を申請しなくて大丈夫です。「K-ETA 代行」をうたう有料サイトが検索の上位に出てきますが、払う必要はありません。免除中でも申請することはできて、申請しておくと電子入国カードを省略できますが、1万ウォン(約1,100円)かかるので、ふつうの旅行者には勧めません。
電子入国カード(e-Arrival Card):到着3日前から、スマホで無料
2025年2月24日から始まった、入国カードのオンライン版です。K-ETA を免除されている人(=日本人)は、これを出す必要があります。2026年からは電子が基本で、紙の入国カードは配られない・置いていないことがあります。スマホで5分、無料、日本語ありなので、出発前に電子で出しておいてください。

用意するもの
- パスポート:番号、氏名(ローマ字)、生年月日、有効期限。
- 飛行機の情報:到着日、便名(例:KE702)、出国予定日。航空券の予約メールに書いてあります。
- 泊まる場所:ホテル名、住所、電話番号を英語で。予約サイトの確認メールからコピーすれば、打ち間違いがありません。
- メールアドレス:受付の控えが届きます。会員登録はありません。
入力の手順
- 公式サイトを開く。www.e-arrivalcard.go.kr(日本語は右上の言語ボタン)。似た名前の有料サイトがあるので、「.go.kr」で終わっているかを必ず確認。
- 「個人」を選び、約款に同意してメールアドレスを入れる。家族分は「団体」でまとめて入力できます(スマホなら最大9人)。
- パスポート情報 → 旅行情報(便名・宿)を入力。宿の電話番号は、国番号なしで大丈夫です。
- 内容を確認して提出。受付番号が表示され、メールにも届きます。スクリーンショットを撮っておくと、空港で聞かれた時に見せられます。
公式サイトの案内では、電子入国カードは「紙の入国カードと同じ効力」とされています。2026年1月から紙は廃止され電子が原則、という案内が旅行会社や航空会社から出ていますが、公式サイトにその明文は見つかりませんでした。どちらにしても、電子で出しておけば困ることはありません。
空港での順番:検疫 → 入国審査 → 荷物 → 税関
- 検疫。日本から来た人は、健康状態の申告(Q-CODE)は不要です。歩いて通るだけ。体調が悪い時や、途中で流行地域に寄った時だけ申告します。
- 入国審査。外国人の列に並び、パスポートを渡します。指紋(両手の人差し指)と顔写真を機械で登録します(17歳未満は不要)。「何日いますか」「目的は」と聞かれたら、「観光、◯日」で十分です。スタンプは押されず、小さなシールが貼られるか何も貼られないことがあります。
- 荷物を受け取る。掲示板で自分の便のターンテーブル番号を確認。
- 税関。申告するものがなければ、書類なしで「申告なし(Nothing to Declare)」の通路へ。2023年5月から、申告なしの人は申告書を書かなくてよくなりました。
ここまでで、混んでいなければ30分、混んでいると1時間ほどです。到着したら、まず eSIM をオンにしてください(まだ買っていない人は 韓国eSIMの3日間・4日間のおすすめ比較 へ)。到着口を出た後の移動は 仁川空港から市内へ にまとめています。
税関・検疫:申告が必要な人
ほとんどの旅行者は関係ありませんが、次に当てはまる人は申告が必要です。紙の申告書のほか、韓国関税庁のスマホ用の申告アプリからも出せます。
- 免税の範囲を超える買い物:合計で US$800(約12万円)まで、お酒は2本(合計2Lまで・US$400以内)、たばこは紙巻き200本まで、香水は100mLまで。
- US$10,000(約150万円)を超える現金を持ち込む人。
- 肉製品・果物・植物:おみやげの肉加工品(ジャーキー、ソーセージなど)は持ち込めません。見つかると高額の罰金です。
家族で旅行する場合は、1家族で1枚です。日本に帰る時の免税範囲は別の決まりなので、帰国の項目を見てください。
自動化ゲート(SeS):日本人も使えるように
2025年12月1日から、日本人も韓国の自動化ゲート(Smart Entry Service)を入国時に使えるようになりました。ただし初回は仁川空港の入国審査場にある登録センターで登録が必要(パスポート・指紋・顔写真、17歳以上、無料)で、初めての人が到着してすぐに使えるわけではありません。年に何度も行く人は、1回目の到着時に登録しておくと、2回目からは並ばずに済みます。2025年11月に試験的に始まった制度なので、登録場所や時間は変わることがあります。登録した人でも、電子入国カードは出しておくのが安全です(公式の「免除される人」の一覧に自動化ゲート登録者は入っていません)。
帰りの出国は、登録なしで自動ゲートを使えます(17歳以上の短期滞在者)。パスポートを読ませて顔を撮るだけです。
帰国時:Visit Japan Web で税関申告を先に済ませる
日本に帰る時は、全員に「携帯品・別送品申告」が必要です。紙の黄色い申告書でも出せますが、Visit Japan Web(デジタル庁の公式サイト)で事前に入力してQRコードを作っておくと、電子申告ゲートを通れて早いです。羽田・成田・関空・中部・福岡などの主要空港で使えます。旧「税関申告アプリ」のQRコードは使えなくなっているので、Visit Japan Web のほうを使ってください。
日本に持ち込める免税範囲は、お酒3本(1本760mL程度)、紙巻きたばこ200本、香水2オンス、そのほかの品物は合計20万円まで。韓国コスメをたくさん買った人は、レシートを手元にまとめておくと申告がスムーズです。
よくある質問
パスポートの残り期間は、何か月必要?
韓国側から「◯か月以上」という決まりは公式には示されておらず、滞在期間中に有効であればよいとされています。ただし、航空会社が独自に「3か月以上」を求めることがあるので、残りが短い人は予約した航空会社に確認してください。更新には1〜2週間かかります。
電子入国カードを出し忘れたら?
空港に着いてからでも、スマホで入力できます(空港の無料Wi-Fiで)。入国審査の列に並ぶ前に済ませてください。紙の入国カードは置いていない可能性があるので、「空港で書けばいい」とは考えないほうが安全です。
子どもの分はどうする?
年齢に関係なく、1人1枚です。電子入国カードは「団体」で家族分をまとめて入力できます。入国審査の指紋・顔写真は、17歳未満は不要です。
K-ETA を持っている場合は?
有効な K-ETA を持っている人は、電子入国カードは不要です。K-ETA の有効期間は3年なので、2023年より前に取った人は切れています。
釜山や済州から入る時も同じ?
同じです。ただし自動化ゲートの初回登録ができる場所は限られていて(公式発表は仁川空港の4か所。済州にもあるという情報あり)、金浦・金海から入る人はその場で登録できないことがあります(登録済みなら使えます)。
この記事の情報はいつのもの?
2026年9月16日に、K-ETA 公式サイト、電子入国カード公式サイト、韓国関税庁、韓国疾病管理庁、外務省の海外安全ホームページ、日本の税関・デジタル庁のページで確認しました。次の見直しは 2026年12月 の予定です。出発前には、必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
この記事は2026年9月16日時点の公式情報をもとにしています。入国の決まりは変わることがあるため、出発前に公式サイトでご確認ください。当ページのリンクにはアフィリエイト広告(#PR)を含みます。